【甲状腺がん】さみしさと不安の入院生活について
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前回のつづき、甲状腺右葉摘出手術について書いていきます。
入院中のこどもたちのこと
わたしは2人のこどもがいます。
専業主婦ですのでこどもと離れる時間が少なくそこにも大きな不安を感じていました。
入院中はこどものたちの世話は主に夫に任せるしかありません。
しかし、術前説明や手術中は夫にも病院に付き添ってもらわないといけないので、
わたしの実家に預けていました。夜は夫がわたしの実家に泊まることにしました。
夫と母の関係が良好なことがせめてもの救いです。
手術後は母に洗濯物の交換や話し相手として面会に来てもらいました。
夫とこどもたちは夫の実家で生活をすることに決めました。
わたしの実家よりも夫の実家の方が職場の近くにあるからです。
こどもの不安を少しでも和らげられるように夫と過ごせる時間を長くとれる
ようにしました。
感じたことはこういう時こそ家族みんなの協力が必要だということです。
負担をかけることは承知の上で、遠慮せずに頼めることはすべて頼みましょう。
一番にこどものことを考えて良い方法を考えるのがベストだと思います。
入院日、こどもたちとの別れ
午前中にこどもを預けるために実家へ行きました。お昼ご飯を済ませ出発です。
夫とわたしが二人で同時に外出すると、こどもたちも一緒に行きたがるので
夫は一足先に家を出て最寄駅で合流することにしました。
いよいよ私が出発する番です。娘は寝かしつけました、問題は息子です。
実家が近いこともあり、よく行っていて馴れているので普段は留守番も平気です。
でも、この日ばかりは何かを察したようで…「一緒に行くー!」と大騒ぎ💦
寝かせてから行こうと思いましたが、少しでも私が動くと「お母さん行ったらアカン」
と、目を覚ましてしまいます。
時間が迫っていたのでおばあちゃんに大号泣の息子をたくして家を出ました。
その大号泣でとうとう娘も起きてしまい…もう大変、おばあちゃんゴメンネ😅
実家はマンションですがエレベーターまで「お母さん行ったらアカン~!
おばあちゃんいやー!お母さんがいいー」っていう泣き声が。。。
こっちまで泣けてきて申し訳ない気持ちでいっぱいになりました(>_<)
病院に到着
病院に到着後、受付を済ませて病室へ。
翌日の手術に向けて必要なものの買出しや入院、手術の説明を聞いて回ります。
T字帯と紙オムツを購入。
術後に使うらしく入院案内のパンフレットに準備するように書いていましたが、
院内コンビニにあると看護師さんに聞いていたので入院してから購入しました。
T字帯と紙オムツ一枚ずつで500円弱でした。
あとコップとストローもセットにし、術後に必要なので
看護師さんの分かりやすい所に置いておくように言われました。
出産で入院の時にコップは蓋付きにすればよかった…と思ったので今回は蓋付きに。
ストローはペットボトルに付けれるやつです。両方とも100円均一で購入。
その後、内分泌腺外科で病気の詳細、手術の説明、合併症の説明などなど。
一時間程度の時間をかけて聞きました。いよいよ手術だと実感してきます。
病室へ戻ってシャワーを浴びました。
次から次へと呼ばれ中々忙しかったのですがここまで終わると一段落です。
こどもとおばあちゃんも心配なのでここで夫に帰宅してもらうことにしました。
夕食はこんな感じで意外と美味しかったです。この食事以降は絶食です。
医師による説明のまとめ
まず、病名は「右甲状腺癌」です。病理検査の画像を初めて見ました。
気持ち悪かったです。悪者にしか見えませんでした(笑)
現時点での明かな転移はないとのこと。
手術内容は「内視鏡補助下甲状腺右葉切除+頚部リンパ節郭清術」です。
合併症のリスクについて。
出血、反回神経の麻痺、副甲状腺機能低下、甲状腺機能低下が主で、
極々まれな合併症として咽頭浮腫、リンパ瘻が説明されました。
何か聞くと怖いけど同意書にサインをしないことには進まないのでサインします。
術後の治療計画。
・術後 翌朝までベッド上で安静
・歩行練習
・飲水テスト(OKなら水分摂取可)
・術後3~4日目にドレーン抜去
・ドレーン抜去翌日にシャワー 退院
以上の工程でスムーズにいけば5日後に退院できるとのことでした。
カテーテルで手術をするので退院は早いようです。
すべて無事に終わり退院できることを心底祈りました。
いよいよ明日は手術です。 次回は手術当日のことを書こうと思います。