実践!田舎の土地売却をやってみた
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祖父が約半世紀前に購入した田舎の土地を売却してみようと思います。
私は不動産に関してズブの素人です。思いついたことから順番に試していきます。
今回準備した資料は下記3点です。
①登記済証書 ②構図 ③地積測量図
①は祖父から預かり、
②、③は法務局で取得しました。
売却する土地の概要は前の記事を見てみて下さい。
【 太陽光発電の設置会社に問合せ 】
1つ目の方法です。
兵庫県専門の土地買取業者、有限会社Qvou(キューボー)さんに
相談することにしました。
いつも車で聴いているラジオCMでよく耳にしていました。
100坪以上の土地があれば応相談で太陽光発電を設置するそうです。
しかも100坪50万円~です。
ここに依頼すると即解決するだろうと思いました。
電話をしてみるとさっそく現地の確認をしてくれることになりました。
後日、調査結果を報告してくれるとのことでしたので、
下取り価格がいくらになるのか楽しみに待ちました。
気になる調査結果は・・。
「土地に草木が生い茂り、正確な場所は判断できませんでしたが、
山の影になる時間がある土地なので太陽光発電には不向きでした」
という回答でした。
つまり、買取りは不可ということです。
わざわざ、ご足労いただきありがとうございました。
私がガックシと肩を落としまくったのは言うまでもありません。
この土地の売却に暗雲が立ちこんできました。
【 土地売却査定のサイトを利用する 】
2つ目の方法です。
土地売却の査定を一括でできるサイトを利用することにしました。
エントリーしたところ、間もなく2社から反応がありました。
”タカセ不動産さん”と”福屋不動産さん”でした。
どちらも聞き覚えのある不動産会社だったのでホッと一安心です。
必要事項をお伝えし、現地調査の結果を待つことになりました。
気になる調査結果ですが、、、
どちらも似たような回答でした。
「なかなか難しい場所です。広告にはのせるようにしておきます」
「草木が生茂って場所がわからない。機会があれば隣地の方に声掛けします」
ここでようやく理解したのですが、
田舎の土地ってそう簡単には売れないみたいです。
大阪では、”隣地が売りに出たら借金してでも買え”っていう言葉も
聞いていただけに結構ショックでした。
仕方なく、限りなく0に近い可能性を信じ連絡を待つことにしました。
土地に興味を持った方がいらっしゃれば少額でお譲りすると
お伝えしていただくことにしました。
・・それから半年以上経過しましたが、まったく音沙汰なしです。(笑)
そのような予感はしていたので驚きもナシです。
【上郡町役場に寄付する】
3つ目の方法です。 いよいよ土地の売却が難航してきました。
売却が無理であれば、いっそ上郡町に寄付してしまおうと思いました。
小銭を稼ぐことは諦めて所有権を手放し、固定資産税の支払いを
免れることができれば大成功と開き直ることにしました。
さっそく、上郡町役場にアポイントを取り訪問しました。
非常に親身になって相談にのってくれましたが、
結果、引き取りは不可でした。
町が引き取るということは税収もなくなり、
町がこの先の土地の管理費用を支払うことになります。
つまり、町にとっては良い話ではないのです。
もちろん、上郡町でも中心部であれば別の話なのでしょう・・。
まさかの無償提供を断られるという結末は予想していませんでしたが、
役場の方のおっしゃることはよく理解できました。
貴重なお話しを伺えてよかったです。
さて、ホントに困ったものです。素人の土地売却は全くうまくいきませんでした。
というよりもこの土地が悪すぎて話にならないのかもしれません。
しかしながら次回以降は私の嘆きやボヤキをきっかけにこの土地への考え方が
変わっていきます。この土地をどうすることが最善なのでしょうかね。